衣替えの時期、衣類だけでなく布団も入れ替える人が多いのではないでしょうか。しばらく使う予定のない布団は、押し入れのなかで畳まれた状態のまま数カ月間放置……なんてことも珍しくありません。ただ、収納前、収納中のケアを怠ると、カビが発生したり、ダニが繁殖したりする可能性があります。

どんなことに気をつけながら、布団をしまえばよいのでしょうか。布団にカビやダニが発生する原因などと合わせて、適切な収納方法を紹介していきましょう。

目次

  1. 湿気の多い布団はカビやダニのパラダイス!?
  2. 布団をケアするときの注意点──最大のポイントは「湿気」の排除
    1. 布団を長期収納する前には、ぜひ洗濯を
  3. 布団の長期保管は、この際minikuraに任せてしまおう!

湿気の多い布団はカビやダニのパラダイス!?

布団にカビやダニが発生してしまう元凶は、湿気です。カビもダニも、湿度60%以上の環境が繁殖に適しているといわれています。温度も重要で、カビは10~30℃、ダニは20~30℃の環境を好むそうです。

人は睡眠時にコップ1杯程度(200cc~400cc程度)の寝汗をかきます。布団は身体に接している部分を中心にして、大量の寝汗を吸収しているわけです。

また、布団は身体に接する側が体温で温められる一方、反対側は床や外気で冷やされている状態になります。身体から放たれる寝汗の水分に加えて、「体温で温められた空気」と「床や外気で冷やされた空気」が布団のなかで混ざり合い、その温度差から内部に湿気や結露を生じさせます。これらが、布団をジメジメ状態にする原因なのです。

就寝中、布団の内部は湿度が80%に達することもあるとか。体温で30℃前後に温められた布団内部の温度と、高い湿度。カビやダニが活動するのに十分な環境といえるでしょう。

それに加えて、布団には汗だけでなく皮脂やフケ、髪の毛といったカビやダニのエサになるものが付着しています。カビやダニにとって、布団はまさにパラダイスのような場所なのかもしれません。

布団をケアするときの注意点──最大のポイントは「湿気」の排除

カビやダニは呼吸器系の疾患、皮膚疾患、アレルギー症状など健康被害の原因となるので、布団から可能なかぎり排除しておくべきです。

日常生活においては、たとえば以下のような対策が有効でしょう。

・起床してすぐに布団を折りたたんで収納せず、1時間程度は敷いたままの状態にしておき、湿気を放出させる(その間、窓を開けて部屋の換気をしたり、布団に扇風機の風をあてたりすると、さらに効果的)。

・収納する押し入れにはスノコを敷いたり、除湿剤を設置したりして、押し入れ内に湿気がたまらないよう工夫する。定期的に押し入れのふすまを開放しておき、押し入れ全体に風を通すのも湿気予防に効果あり。

・天気のよい日には天日干しをしたり、定期的に布団乾燥機にかけたりする(ダニや多くのカビは60℃を超える温度にさらされると大半が死滅する)。ただし、布団を熱気を帯びたまま畳んで、押し入れなどにすぐ収納してしまうと、カビやダニにとって快適な温度が継続してしまう可能性があるので、熱気が取れてからしまうようにする。

・天日干しや布団乾燥機にかけた後は、両面に掃除機をかけて、表面付近にあるダニの死がいやフン、ほこりを取り除いてからしまう。

・布団カバー、枕カバーをこまめに洗濯する。

布団を長期収納する前には、ぜひ洗濯を

長期収納する際も基本的な考え方は日常のケアと変わりませんが、次のような追加対策を講じておくとカビやダニの予防効果がさらに高まります。

・洗える布団は洗濯し、しっかりと乾燥機にかける(50℃~70℃の温度で1時間以上。カビやダニを死滅させるだけでなく、内部まで十分に乾燥させて湿気を排除することが重要)

・畳まれた状態でしばらく放置されるので、押し入れなど収納場所の湿気対策には常に注意を払うようにする(乾燥剤の交換、押し入れ内の風通しなど)。

布団の長期保管は、この際minikuraに任せてしまおう!

ここまで述べてきたように、布団のケアをキチンと実践しようとすると、なかなかの手間や労力がかかります。

冬用の布団を長期間しまっておくといった場面では、minikura(ミニクラ)に預けてしまうのも一案です。

スマホやタブレット、パソコンなどを通じてオンラインで申し込めば、最短翌日で専用ボックスが自宅に到着します。そこに布団をつめたら、オンラインで集荷を依頼。あとは配送業者に荷物を託すだけで手元の作業は完了です。面倒な布団の手入れや保管にまつわる雑事に悩まされることは、もうありません。

保管施設に届けられた荷物は、専門スタッフの手により丁寧に取り扱われます。保管場所は、24時間体制で温度や湿度が管理されている、カビやダニが発生しづらい環境。施設はつくりも堅牢で、セキュリティも万全です。オプションのクリーニングサービスは布団洗いにも対応しているので、きれいに洗って、しっかり乾燥させ、適切な環境に収納するところまで完全にお任せできてしまいます。

なお、布団類のクリーニングを依頼したいときは、ボックス保管(撮影あり)の「minikuraMONOラージ」で預け入れを手配し、その際にクリーニングオプションも合わせて申し込んでください。クリーニング終了後の布団は圧縮袋に入れてから元のボックスに収納、保管されます。

minikura(ミニクラ)に布団を預けるメリットとして、もうひとつ忘れてはならない要素があります。それは、家の空間に“余白”がもたらされること。家財道具のなかでも、布団はとてもかさばる品物といえます。しばらく使う予定のない冬用布団が押し入れやクローゼットのなかにドンと置かれたままの状態になれば、収納スペースを大きく圧迫することになるでしょう。これって、けっこうストレスですよね。

minikura(ミニクラ)に布団を預けてしまえば、収納スペースにゆとりが生まれます。その空間的なゆとりは、モノに囲まれた日常の暮らしで知らず知らずのうちにストレスを溜めてしまっていたあなたの心にも、ゆとりをもたらしてくれるかもしれません。それって、ちょっと素敵なことではありませんか?

そうそう、布団の“衣替え”時期だけでなく、年に数回使うかどうかもわからない来客用の布団もminikura(ミニクラ)に預けてしまうのがおすすめです。オンラインで引き出しを依頼すれば最短で翌日には発送されるので、よほど急な来客でもないかぎり困ることはないでしょう。

・クリーニングオプションも使えるminikuraのボックス保管(撮影あり)はこちらをチェック。

・クリーニングオプションの詳細はこちらから。

・ヘルプセンター「クリーニングについて(寝具・ラグのクリーニング)」

minikuraとは

誰でも簡単に収納場所を増やせる宅配型トランクルームです。

  • 手軽に使える

    1箱320円/月~利用しやすい料金。お申し込みからお預け入れまで自宅で完結。

  • 預けた後も便利

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  • 安心の保管環境

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入庫月から3ヶ月に満たないボックスのお取り出しは、通常の取り出し料金に加えて「早期取り出し料金」が発生します。
アイテム単位のお取り出しには、早期取り出し料金は発生しません。詳しくはこちら

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